Is it named jellyfish ?  憂きことを 海月に語る 海鼠かな(4)

画像本日は3月4日日曜日でありまして、「なんでもない日バンザイ」というような一日でありますが、テレビを見ていましたら、びわ湖毎日マラソンが行われておりまして、出発前の気温が7度くらいでありまして、スタートラインに並んだ選手の震えっぷりがすごくて、あれは武者震いではなくて、単に寒くてやりきれないというふうに見えました。「なんでもない日バンザイ」というのは、ディズニー映画の『ふしぎの国のアリス』に出て来るセリフでありますが、パーティというかお茶会の時に盛んに言いつのるのであります。なんとなくシニカルな感じでありまして、大人になるとよく分かる気分であります。本日はそんな日かも知れません。一週間後は大変でありますね。

    写真は、レンゲの花であります。子供の頃にレンゲを見るとこんな感じでありました。

例の如くフォトライブラリーのフリー素材から選んだ写真でありまして、カメラマンはsatoyamaさんなんですが、プロフィールを見ますと「里山や山野の花々、野草、昆虫、風景の写真を四季を通じて撮影しています。」とあって色合いの美しさがすばらしいのであります。我が家の庭にはレンゲなんかありませんけれども、春を告げる花はなんだろうかと思い巡らしまして、そうだレンゲだと思い至りました。故郷でレンゲを咲かせていたのはほんの一時期でありまして、あれは窒素を取り込むのに役立つわけで、その後田んぼを鋤き返して、土壌にレンゲが混ぜ込まれるはずであります。レンゲがあると蜂蜜が取れるはずなんでありますが、化学肥料の普及ということもありますから、日本全国でどれくらいレンゲ畑がいまでも守られているのか、そのあたりがよく分かりません。

   レンゲに菜の花、そしてたんぽぽ、シロツメクサ、ジシバリ、梅、桃、ツツジ。目に浮かびます。

画像今日は甲子(きのえね)でありまして、十干十二支の最初の組み合わせが出て参りまして、十干と十二支を組み合わせた時に120通りの組み合わせにならないで、60通りなんであります。これを干支(えと)というわけでありあまして、年号にもこれが適用されるわけですが、一般にはもう使っていないものでありまして、甲子醤油・甲子園なんてところに残っておりますね。甲子醤油は「キノエネ醤油」と表記するのが正しいようですが、千葉県野田市のメーカーでありまして、天保元年(1930)創業なんだそうですが、その年の干支は庚寅(かのえとら)でありまして、甲子じゃないのでびっくりいたしました。「いのいちばん」というようなニュアンスで使ったのでありましょう。野球場の甲子園は、大正13年(1924)完成でありまして、この年は紛れもなく甲子の年であります。

写真は、レンゲ畑の遠景であります。

これもフォトライブラリーのフリー素材ですが、カメラマンyushitaさんのプロフィールを見ると「趣味で育てているハーブや野草の写真のほか、それらで作った料理の写真を中心に撮っています。山口県内の名所や旧跡なども撮影しています。」とありまして、レンゲ畑は柳井市で撮影された物のようであります。お米の有機栽培を目指すと、おそらく必然的にレンゲ畑が必要になることでしょう。必要にはなりますが、果たしてレンゲ畑の需要がどれくらいあるものなのか、さしてないのではないかと危惧してしまいます。レンゲ畑なんてどこにでもある風景だと思っているうちに、なかなか巡り会えない風景になってしまっているかも知れません。花粉症のせいもありますが、早春がちっとも楽しい季節ではなくなってしましまして、それに去年の震災が加わりまして、何だかどよんと沈んでしましそうであります。

    「うきことを くらげにかたる なまこかな」(召波)という俳句を考えております。

準備もなく、あれこれ書きますから、書いていること以上に余計なことをたくさん考えます。下らないことは書かずに済ますのですが、本日はそのまま書いてみます。まず、「うき」のところは「浮き」と「憂き」がかかっておりはしまいかという懸念と言いますか、心配と言いますか、そう言う遊びが入っているのではないかと思うわけですね。海月(くらげ)でありますから、海面にふわふわ浮いているのが商売でありまして、それを見て海底の泥の中に沈んでいる海鼠(なまこ)が、自分の境遇の愚痴を述べるような連想がありますね。「海月のように浮かないことが、ちょっと憂鬱である」と嘆いているのかも知れません。そうすると、「くらげ」のところが「暗げ」となるわけで、これは案外作者の意図するところかもしれません。悪のりすると、「海鼠(なまこ)」の「なま」のところに「怠け者」がふつふつと立ち上がる気配があるんですが、ここまで指摘すると勇み足で、私の気のせいでありましょう。そう言えば、椎名誠さんというエッセイストの著作に『なまこのからえばり』というのがありまして、どうして「なまこ」なんだろうと思いましたら、著者の名前を平仮名にしますと「しいなまこと」でありまして、そのなかに「なまこ」が入っているということなのであります。それが由来かどうかは確証はありませんけれども、アマゾンコムの本の紹介にはそんな指摘がありましたので、一応触れた次第です。

    来週の日曜日は3月11日であります。地震が起きたのは午後二時過ぎだったでしょうか。

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