The Invasive Alien Species Act.一茎の花を挿して。

どうやら25度を超えた所が全国に広がりまして、夏の到来であります。うららかな春の日と言うには、25度を超えるのはやり過ぎでありまして、もう夏がそこまで来ているという感じではございませんか。今朝の最低気温は、この地では7・画像4度でありまして、残り少なくなったとは言え残れば面倒な灯油をすかさず焚きまして朝の暖とした次第であります。日中の気温は20・9度まで上昇したようでありまして、Tシャツをぺろりと1枚着てみましたが、それほど暑くはないのでありまして、西日本と違って関東地方は一応常識的な春の範囲に収まっていると分かった次第であります。

侵略的外来植物、ハルジオン。

よく聞き慣れた植物にヒメジオンというのがありまして、「ハルジオン」というのは聞き慣れないのでありますけれども、どちらも外来種でありまして、いろんなところにはびこりつつ、農業などの邪魔をするので、出来ることなら侵略を封じ込めたいと環境省は願っているようであります。もはや日本の路傍、あぜ道、空き地に溶け込みまして、名前を知らなくても見たことのある人は山のようにいるはずですが、これをヒメジオンかハルジオンか見分けるとなると、考えてもいない植物のことですから面倒くさいのなんの、違う違うと言いつのる時は同じでありまして、いっそ「ナントカジオン」で一括りにしてみてはいかがでしょうか。もちろん真面目に提案しているわけではございません。

   とりあえず、ウィキペディアの「侵略的外来種ワースト100」を基に加筆をいたします。

まずは「ハルジオン」でありますが、英語の綴りはErigeron philadelphicusとありまして、長ったらしい名前の最初の「Erigeron」というのは、辞書で引きますと「ムカシヨモギ」と出て参ります。これはキク科の属のようでありますから、なるほ画像ど咲いてる状態からするとキクの仲間というのは納得ですが、単に見た目を分類に使っただけかも知れません。ムカシヨモギがよく分かりませんが、素人が想像するのはヨモギの仲間と言うことなのであります。「philadelphicus」のほうは、単語の最後の「cus」という部分を「a」に置き換えますと、これが「フィラデルフィア」という地名が出て来るんでありまして、どういう関係なのかここでは保留であります。ともかく、日本では要注意外来生物に指定されておりまして、もともと 北アメリカの植物が日本で好き勝手縦横無尽我が物顔に広がりまして、沖縄を除く本土全域を覆い尽くしているようです。多年生草本とありますので、しぶとく地面に食らいついて、何年でも咲き続けるもののようです。

ハルジオンの近くにあるイチゴ。

このハルジオンという植物は、近縁のヒメジョオンよりかなり遅く、1920年頃に観賞用のいわゆる花卉として輸入されたそうでありまして、全国に拡大を始めたのは1950年代とありますから、団塊の世代のかたの傍らで本土全域に定着したとわかります。1970年代に除草剤をあびせられまして、これを被曝と称するようですが、その結果、何と生き残った除草剤に耐性を持った株が席巻しているのであります。この場合の除草剤というのは、パラコートのようです。耕作地や畦道・堤防・道端など、あらゆる土地に適応し、よく見かけると言うことは繁殖力が強いということの証拠でありましょう。刈り取りや踏み付けなどの物理的負荷にも耐性があるそうで、柔道選手にしたらしごきにも暴力にも耐えて、金メダルを輝かせますけれども、喜んでいてはいけないようであります。花粉症の原因らしいのでありまして、出来るだけ根っこから引き抜かないとダメだと言うことなのであります。

   もとの文章が簡潔にしてしっかりしておりますので、少しふやかしただけです。

次なるは、「ヒメジョオン」でありまして、こちらの英語の綴りは「Erigeron annuus」でありますけれども、annuusというのが「1年生」という意味らしいのですが、何を言うのかよく分からない単語であります。これも要注意外来生物として監視の対象でありまして、やはり北アメリカから持ち込まれまして、沖縄以外の本土全域に広がっているようであります。こ画像れもまたキク科でありまして、ハルジオンと同様にムカシヨモギ属でありますが、こちらは二年生草本だそうでありますけれども、この「二年生」というのが「annuus」とどうかかわるのでありましょう。分かる方がいたら教えて欲しいものであります。観賞用に花卉として幕末の1865年に輸入されたものの、定着せずに野生化したんだそうであります。来日した年が特定できるというのはすごいことであります。おそらく、日本には菊が観賞用に見事なまでに栽培されていたので、観賞用の菊の美しさに見慣れた日本人の目にはこの野暮ったさは見捨てられたことでしょう。つまり、観賞用としては完敗した植物であります。

近所の八重桜。普賢象であります。

観賞用としては侵入に失敗したヒメジョオンでありますが、こちらは多年生のハルジオンよりも短命なんだそうでありますが、種子量が多く、根茎によって群落を形成するそうでありまして、だとすると根茎の再生能力が高いのだそうでありまして、地上部を刈り取ってもやがて根茎から再生する点であなどれない植物みたいであります。なにより問題なのは亜高山帯への進出が目立つそうでありますから、登山していてあら素適、自然て最高、などと言うのは間抜けも間抜け、愚か者の発言ですが、いやあ私などはそう言われて一緒になってうっとり見とれたことがあったような気がいたします。外来種根絶駆除活動でも対象となっている手強い侵略者なのであります。開花する時期は、ハルジオンが4月からなのに対して、ヒメジオンのほうは6月からと言われておりますから、今咲いているのはハルジオンと考えていいようであります。どちらも、アレロパシー作用があるそうでありまして、要するに他の植物を阻害すると言いますか、ライバルを育たないようにする力があるんだそうでありまして、それくらいの力がないと打ち勝てないわけであります。

   芸能界のアイドルもアレロバシー作用のある人じゃないと生き残れませんよね。
   

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