It is a crop season of a cabbage now.好きでせう。(9)

八重桜が満開でありますが、その花びらが白かったり、紅が濃かったり、どういうメカニズムなのか、あんまりよくわかりません。もちろん、定点観測的に撮影を継続すれば、色の変化の様子は分かるのかもしれないのでありますが、普通にしていたらちっともわかりません。以前庭にクレオメという植物が突然生えまして、これが見たこともない花弁でありましたが、さらに驚いたのは花弁の色が白くなったりピンクになったり、時間とともに濃淡が大きく画像変化することでありました。それと同じようなことがこの八重桜に生じているのかどうか、そういう花がいくらでもあるということなのかどうか、分からないことは山ほどありまして、不思議に満ちております。色が変わるというのは、もちろん我々の普通の感覚での話でありまして、これを光学的に言うなら、花弁から我々が受け止める波長が変化するということであります。

八重桜の一種、普賢象の散りはじめ。

高村光太郎さんが妻の智恵子さんに関して作った詩が『校本智恵子抄』(角川文庫)にまとめられておりまして、それに従って読み進めてまいりました。『智恵子抄』初版とその補遺編というのが、戦前のものでありまして、これに対して戦後の物を「『智恵子抄』以後」という形でまとめてあるのであります。どうもよくわからないのでありますが、昭和24年(1949)10月30日の段階で、光太郎さんに何らかの心境の変化があったようでありまして、この日に6編の詩を清書しておりまして、清書したというからには下書きしたのは別に同じ日ではないことでしょうけれど、清書をするということは「完成版」を目指したわけで、詩心の高まりから、詩集を編もうというような意識が芽生えたか、あるいは出版の目途が付いたのかもしれません。この時67歳の光太郎さんですが、『校本智恵子抄』の巻末の年譜にはその年の光太郎さんの境遇などが大まかにまとめられているだけで、10月30日に何があったとも伝えておりません。同じ日に清書された6編のうちの4つ目が「案内」という詩でありますが、これが結構分かりやすくて、そして安定感があって、いい詩なのではないかと思われるのであります。埋もれさせるにはもったいないような気がしますので、著作権の問題は気になりますが、全文を紹介してみたいと思うのであります。ありますけれども、ネットで検索したら誰もがいい詩と見て全文引用しておりましたので、あえて載せる必要はなさそうであります。智恵子さんを花巻の住いに連れてきて、一生懸命案内しているという詩の内容であります。

   キャベツの盛りと言うのは10月30日ではなさそうであります。おそらく一年で最も良い季節。

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