Only I know all.ついに漱石『こころ』を読み通す(10)

そう言えば、でありますけれども、そう言えばどうも今年はアサガオが遅いのではないかという気がするのであります。もちろん、もうすでに咲いているところもあるんですけれども、しかし咲かないところはまったく咲いていないのでありまして、いろんな気象現象の結果として、ある植物は早く咲き、それに対してアサガオが遅く咲くというこ画像とはあってもよいかもしれません。今年は、スーパーなどでトウモロコシを買うことが多いのでありまして、長い期間にわたって店頭に並びますので、もう10本くらいは食べたかもしれません。自分の家ならトウモロコシの季節は短いので、そんなにたくさん食べられないものであります。産地がまちまちでありますから、うまい具合に流通すると長期間トウモロコシにありつけるということなのでありましょう。

サルスベリの花はひたすら陽気。

今日の最低気温はどうやら26度台でありまして、熱帯夜だったのであります。最高気温は35度を超えまして、明日の予報も35度から36度、これだけ暑いとシャワーを浴びるのに温水を使う必要がないのであります。蛇口から出る水の温度が高いのでありまして、ただの水でシャワーを使って微塵も「♪寒くなんかないわ」でありますから、よっぽど水道管のあたりまで熱が伝わっているのであります。どんなに暑くても土中を通過している水道水は冷たいものでありましたが、もはや地面の下もほかほかでありまして、逃れ難い夏の熱気は夜の10時を過ぎても鎮まりそうもないのであります。エアコンの排気でヒートアイランド現象が生じているなどという話がありましたが、さて太陽エネルギーをエアコンの排気程度が上回るものなのかどうか。ちょっと眉唾なのであります。都会の熱さは、エアコンの排気程度ではなくて、アスファルトやコンクリートで固めた地面の反射と、緑地の少ないことが原因であって、それ以上に太陽の熱と、日本列島に押し寄せる暖かい空気のなせる業のはずです。

  漱石作『こころ』下巻・「先生と遺書」第53節はいかがでありましょう。

結婚後の先生の魂の遍歴を描いているのでありますが、書物に熱中できないので、酒浸りになったという告白であります。酒をやめさせようとして、奥さんと奥さんの母親があれこれ忠告したとか、文句を言ったという話でありまして、なるほど、主人公に遭う前の先生はすでにそうとう乱れた暮らしぶりでありまして、飲めば飲める体質なので酒浸りになってみたというのであります。よく考えてみると、故郷の財産を処分して得た金でありますから、それを浪費したにすぎないわけで、要するに酒が飲めるほどの金を手にしているので、飲みましたと言っているのであります。それだけの荒れた生活をしていて、まだ妻のことは好きだのなんだのと言うのでありますから、のんきと画像言うか、寝ぼけた人であります。近ごろテレビを見ていましたら、湘南海岸では酔った人、音楽をガンガンかける人を排除しつつありまして、それで分かったのは、海に行って酒を飲みたい人が結構若い人に多いということなのであります。だとすると、100年前の漱石の小説に書かれた先生の様な、何事かに裏切られて希望を喪失した人が多いのかもしれないのであります。

屋根の下で咲いているサルスベリ。

朝のワイドショーの派遣したリポーターが、海辺の若者にインタビューしますと、「海って言ったらお酒でしょう」などと語るんですが、はて、海水浴に行って酒浸りになるってどこか変なんですが、変だと思わない、当たり前だと思って騒ぐ人がいるわけで、騒ぎを起こしたくて酒を飲んでいるのかもしれないのであります。この場合、お酒と言うのが生ビールいっぱいくらいなら分かりますが、どうもあの様子では焼酎とかバーボンとか結構きついものを飲みまして、ほろ酔いなんて許さないで泥酔してみたいようであります。海に入るのも危ないし、日焼けするのも危険だし、何がどうなって酒を欲しているのか、皆目見当が付かない気がいたしました。新婚の夫が、就職する気力もなくて酒浸りでありますから、お嬢さんもお嬢さんの母親も、とんだ目利きでありまして、地方出身の小金持ちの下宿人は、はずれ、すか、ろくでなしだったというわけ。やがて酒をやめて酒が体から抜けたら、友人「K」の自殺の原因を失恋ばかりじゃないとまともな考えを持つようになったとあります。

  この小説を見る限り、地方出身の学生は教授からは目を掛けられていません。

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