He is a true Scrooge.あれこそ吝嗇家。(6)

隣家との境のブロック塀に、数日前の早朝、見慣れた三毛猫が載っておりまして、盛んにこちらを見ているのであります。ゴミ捨てを済ませて戻ってくると、我が家の敷地の、ブロック塀の下のところに丸くなっておりまして、こちらを盛んに眺めておりました。金属のボウルに古ご飯を少しよそいまして、そこに前夜の残りの味噌汁を少し掛け、鰹節をひとつまみ加えて、少し離れた自転車置き場に配置しまして、置くときに猫の方を見たら、たぶん鰹節の匂いに触発されて、こちらを見ていたのであります。次の日も、同じ場所に猫がいて、どうやら連日の高温に野外で夜を明かした様子でありまして、ひょっとすると飼い主がいなくなったか、あまり飼い主があてにならなくなったのでありまして、食事に困っているように感じたのであります。再び、今度はご飯を少なめに、鰹節を少し増量して供してみたのであります。前回は、ご飯が画像ほとんど残っていたので、「猫殿は少食におはす」という平家物語の義仲の言葉を思い出しまして、塩梅したというわけです。

青紫蘇。

さて、三日目の昼間に同じポジションの猫が位置していまして、こちらをじっと見ているのでありますが、ニャアとか、ミーとか、まったく鳴かずにこちらを見ているんでありますけれど、暑いし、面倒くさいし、食べ物を外に放置するのも嫌なので、何もあげずに済ませましたら、昨日今日はもう姿を見なくなりました。一宿一飯の恩義があるなら、少しはかわいげのある態度で鳴けばいいのに、そういう芸当ができないのでありますから、見込みなしであります。懐くようなら我が家の飼い猫に昇格させたのでありますが、じろじろ見ているだけで、こちらが姿を隠すと鰹節だけ食べるというのは、はっきり言ってずるいわけでありまして、二度目に食事を持って来た時に、当然ながら尻尾ぐらい振るべきだったのであります。あっちもケチだから、こっちもケチでありまして、ケチ同士では主従関係は結べないわけであります。

  猫も、色よく鳴かねば、エサは貰えまい。

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