The root of all evil is love. 煩悩。(7)

たまたま訪問した街に行って、一体何を求めるのかと考えると、とりあえず休憩できる喫茶店と、その店さきから眺める街並みであります。どんなお店でも、メニューには必ずご当地の特産品などを素材にした、おすすめメニューみたいなものが入っているわけで、さらには喫茶店なのに食事のメニューが充実していたりするわけであります。ところが、そういった店が見当たらないとか、あるんだけれども入りにくいとなると、人は途方に暮れるわけであります。先日、図書館画像に行った折に、郷土本のコーナーを覗きまして、あの気になる寂れた街の古地図を見てみましたが、なるほど、昭和44年の段階でまったく駅前が存在しないのでありまして、その後急速に街並みができたようであります。駅のロータリーを整備し、ロータリーから伸びる大通りを引いて、おそらく立派な街並みを作ろと描いたのでありましょう。

名前の分からない植物

昭和44年に影も形もない駅前が、平成29年に虫食いだらけの奇妙な駅前に変貌するまでの歴史は、どうも地図だけでは辿れないような感じがいたしました。おそらく昭和64年までは周辺の人口増を受けて街並みはぐんぐん整ったはずでありますが、進出した大型スーパーやデパートに客を奪われて、小さな商店は軒並み撤退していったはずであります。駅裏には飲み屋街が形成され、ちょっといかがわしい店も繁盛した形跡があるのであります。平成になってすぐにバブルが崩壊しましたので、それから10年くらい混沌とした、繁栄と衰退の交錯する日々があったのでありましょう。やがて、停滞の時代がやって来て、ついに更地に草が生い茂るような状態になったのであるだろうと思うのでありますが、おそらくこの50年で、日本全体がそうであったように、戦後の貧困から脱して、高度経済成長による繁栄の時期があり、やがて坂を転がり落ちるような衰退であります。

   日本中に似たような街がごろごろしているのであります。

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