Let's walk around on a detour. 月が青いから。(9)

巨人・大鵬・卵焼き、というのが現代っ子の大好きな物、というようなことが言われた時期がありまして、たぶん東京オリンピックの頃ですから、1964年前後ではないかと思うのであります。少年マンガが創刊されて次第に人気を博した頃でありまして、少年マガジン、少年サンデーが両横綱、少年キングがあったかどうか、「ぼくら」などという雑誌もありました。テレビで「ウルトラマン」が放映されると、ほぼ同時並行で少年マガジンや「ぼくら」にマンガが掲載されまして、子供心に興奮したものであります。母の実家に行くと、5歳年上の従兄弟がおりまして、その人の部屋に行くと棚の上に少年画像マガジンの創刊以来のバックナンバーが揃っていて(創刊なんて知らない頃ですから、本当にそんなものが埋蔵されていたかどうかはともかく、4、5歳くらいの子供には途方もない漫画の氾濫であります)、一心不乱に読みふけったものであります。

サルスベリ。

少年マンガを見ると、巻頭に特集ページがありまして、今考えると非常にいい加減な記事なんですが、思いっきり信じて読みふけったものであります。表紙が世の中の反映でありまして、そこに野球選手や相撲取りが起用されていたのでありまして、あのころはサッカーもバスケットも影の薄いというよりも影すら射さないわけで、現在と比べると野球はともかく相撲はちょっと違うような気がするわけであります。ともかく、長嶋茂雄だとか王貞治、そして朝潮に柏戸、何と言っても大鵬、このあたりが表紙を飾っていたのであります。マンガというとオタクの世界のように現在は思うんですが、当時はごく普通の少年が楽しむもので、対象年齢は5歳くらいから9歳くらいまででありましょう。青年が読むようなものではなかったのであります。義務教育を終えるとマンガなんか読まなかったはずであります。

   教育期間の長さと、オタクの発生はリンクしていたことでしょう。

    

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