I cannot say everything. 光と影。(2)

グーグルの翻訳機能で「~できない」を訳させたら、「can not」と出て参りましたけれども、これをワードにコピーしたら、この表記は不可というようなサインが出まして、「cannot」に切り替えたら、不可ではなくなりました。念のため、スペースアルクの検索で調べてみると、なるほど「~できない」の英語表記には癖があるのであります。もちろん「can’t」でも画像いいそうでありますが、言葉というものは変則的なことが多くて難しいものであります。いわく言い難いということでありましょうけれども、なかなか言葉というものは難しいものであります。世の中は分からないことの方が多いのでありまして、分ろうとしても分からないこともあると心得ると生きるのも軽くなるような気がします。

サルスベリ。

サルスベリという植物を50歳くらいまで認知しておりませんでしたので、非常に物珍しい気分で眺めるのであります。言葉として知っているけれども、現物を知らないものと言うのは結構あるのであります。三島由紀夫が松を知らなかったという話がありまして、たぶん言葉としては知っていたけれども、彼の生活範囲に松が取り立てて存在しなかったのかもしれないのであります。それを鬼の首と取ったように言うようなのでありますが、どんなに優秀だろうが限界というものはきっとあるのであります。兼好法師の『徒然草』の中に、冬はどんなところにでも住めるが、夏暑いのだけはどうしようもない、という一節がありまして、中学か高校の頃にそれを読んで、この人は馬鹿なのかと思ったものであります。寒冷地で暮らしていたので、冬は許しがたいほど寒く、夏は爽やかでとても気分がよかったのであります。そうすると東京以西の夏の暑さを知るに及んでようやく理解したわけで、たぶん兼好法師は山に登ったり北に旅したりということはなかったのが分かります。

   兼好法師は身の危険迫る寒さを知らなかったはず。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック