Happiness is a horizontal line. 胸の奥の風。(2)

たぶん小学校六年生の夏休みであります。学校から指名されて、いろんな小学校から数人ずつ子供が参加して、キャンプをしてみるという催しでありまして、きっと学校行事として野外活動をさせるためのモニタリングだったのでしょう。聞き分けのよさそうな子供ばかりが選ばれておりまして、自分はともかく、参加する女子は申し分ないと見えました。説明会が役所の庁舎で行われ、事前の持ち物や日程などについても、丁寧に指示されまして、どこまでも気配りが利いて画像いたのは、田舎の教育委員会の立案ではなかったはずであります。おそらく、昔の文部科学省などが肝煎りでやっていたと考えるのが自然であります。当日、バスに乗せられて30分くらいで、川が屈曲している場所に連れて行かれまして、その河原を使ってキャンプファイアーなどをするという話でありました。

ムラサキツユクサ

到着したら自分たちでテントを張りまして、そのあと川で水浴びをしていいというような話でありまして、他の学校の子供もできのいいのばかりでありますから、安心して遊べそうでありました。わーいと大喜びで川に入って行ったらいきなり足が川底につかない深みでありまして、ありゃありゃと見ると、もう水面が手の届かないところにありまして、びっくりしました。溺れるかと思ったら、キャンプのお世話係がしっかりサポートしてすぐに助けられて、別に問題はなかったのであります。川に橋がかかり、旅館のような建物があったのでありますけれども、その後もその場所の近くに行ったことがなかったので、長らく謎の場所でありましたが、先日ひょんなことからネット上でその旅館を見付けましてグーグル地図で見てみたら、どうやら間違いないようでした。とりあえずキャンプファイアーも経験し、テントで寝て、翌日の昼にはバスで小学校に送り届けられて解散であります。溺れ死んでいたら大騒ぎでありますが、今こうして生きているところを見るとあの時は死ななかったのであります。

   それにしても川が深いとなぜ教えなかったのか。

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