Take things as they come.甘んじて受ける。(8)

いつものことながら、うかうかと何の自覚もないままに生きてきたものであります。いや、それぞれの時にはそれなりに自覚していたんでありますが、振り返ると何ともぼんやりと生きてきたのであります。今さら両親のせいにする気はないのでありますが、実に大事に扱われて、ほとんど圧力を掛けられることがありませんでしたので、勝手気まま、それでいて地味に地味に、地を這うように生きてきたわけで、究極の安全運転と言うわけなのでありましょう。ただし、人に指図されての安全運転ではありませんから、当然ながら暴走したり幅寄せしたり、絡んだり絡み返したりして来たわけで、このあたりのことは言葉じゃ言えないくらいであります。自分で自分を運転すると、アクセルもブレーキも自分の判画像断でありまして、傍から見たらきっと危険運転の極みだったのであります。それにしても、人生の真中でベルリンの壁崩壊とか天安門事件とか、そういう一大事に遭遇しまして、あそこが分岐点だったとしみじみ思うわけです。

バラの花

さて、いよいよ老後ですが、気になるのは老後の生活の質を左右する癌と痴呆症でありまして、どういう関係にあるのかと気になりました。国立がん研究センターの発表している資料がネットで出てきまして、まあ簡単に言うと、痴呆だと癌に気が付かないので手遅れになるらしいのであります。ああ、そういうことか、と思います。痴呆症だと癌にならないなどと言うわけではないのであります。55歳までは女性の方が癌になる確率は少々高いのでありますが、そこを過ぎると男性は癌になる率が急上昇するのであります。癌と言うのは高齢者のかかるものでありまして、今のところは生涯で25%くらいの人が癌になるそうであります。裏返すと75%はかからないそうで、案外健康なままの人も多そうな気配であります。痴呆症も13%の人がなるという話を聞いたことがありますが、ほとんど高齢者でありまして、65歳以上なら15%くらいらしいのであります。少ないと思うのは早計でありまして、老夫婦が5組いると、そのうちの2組は確実に痴呆老人がいるようなことであります。向こう三軒両隣のうち、二軒に痴呆の人がいるんだから、あらら大変だ、いつ失踪してもおかしくはないのであります。

   長寿というのが必ずしも幸福を意味しない社会であります。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック