Variety is the spice of life.いろいろあるね。(6)

はやりすたり(流行り廃り)、というのはいろいろあって、最近問題になったのは都道府県の魅力度ランキングというようなものでありました。しゃれでやっている間は面白がるくらいでちょうどいいのでありますが、最下位に認定されたら目くじらを立てたという話で、県知事が怒っただけじゃ済まなくて、ランキングを決めているところに抗議をしに行ってしまった、みたいなことであります。その場合、これまでの最下位が茨城県で、そこにかわされて最下位に落ちたのが栃木県という、犬猿の仲かもしれない隣県ですから、実はプライドを傷つけられたのでありましょう。世の中には、いろんなランキングがあって、昔は話題にもならなかったのに、世間がヒートアップすることがある物なのであります。
 
  ミシュランガイドとか、モンドセレクションとか、まあいろいろ。

伝統などというものは、いつでも捏造できてしまいますので、気が付いたら世の中を左右できる伝統というものがいつの間にか、どっかりと居座っていたりするのであります。マスコミとかテレビなんかも、考えてみると必要以上にもてはやされていたわけで、伝統になり権威になるのであります。大統領選挙に関する報道だって、前回の時にはトランプ氏は劣勢だったのでありますが、それは報道がそうだっただけなのであります。新聞を見ると、紙面の多くは客観報道ではなくなっていて、情緒的な受け狙いの記事が多いわけで、記者や編集者はせっせと読者の胸を撃つような文章をひねり出し、世論を傾けようと企んでいるのであります。

  マスコミはリベラルを標榜し、弱者の味方を演じるのであります。

ところで、もうデパートなどに行くと、正月のお節料理の予約コーナーができておりまして、この御時世、忘年会なんかコロナの感染を考えると危なくてできないわけで、それなら従来にも増して家族団らんの正月だろうと狙いを定めたのは明らかであります。しかしなあ。数年前に有名料亭のお節というのを買ってみましたが、もはや上げ底は当たり前、どう考えても払った金額の半分にもならないような貧弱さでありまして、驚いたの何の。困ったものであります。じゃあ自分でお節の材料を買って、お重に詰めてみればいいわけですが、これもまた驚くような事態に遭遇いたします。普段200円くらいのかまぼこや伊達巻が、2000円なんか当たり前、もっと高くなったりするのであります。そこで一昨年くらいに2000円くらいのものと800円くらいのものを買い込んで食べ比べもしてみましたが、ちっとも変わらないのであります。味も香りも、どっちが高いかさっぱり違いが分からない。かまぼこの原料を考え、伊達巻の原料を考えたら、いくら年末だけの需要とは言え、やっぱりその強気の値段設定はもともとおかしいわけで、単に一時的な需要に対して、どうせ買うだろうと高を括っているのであります。だったら今から心ある業者が準備して格安のものを用意したら、そっちが勝つことでしょう。冷凍技術だって進んでいるんだから。

  そもそもお節料理が胡散臭い。おいら、お雑煮だけで充分だ。

昔小耳に挟んだのは、マヨネーズのキューピーの研究所が調べたら、お節料理が普及したのは、NHKの「今日の料理」という番組がきっかけで、正月に紹介する家庭料理がないので、ついつい御馳走を用意したらしいのであります。それを見た全国津々浦々が、そういうのがお正月には必要だと思ったらしいのであります。そうだろうなあ。「笠地蔵」という昔話には、正月の支度は御餅だとあっただけではないか? 全国津々浦々の庶民があり付けるほど、海老や鯛が存在したとも思われない。フォアグラやキャビアや、トリュフをふんだんに使ったお節って、もはや病気の域でありますね。探せばあると思うな。きっと。


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