Let's meet in a dream. 夢で逢いましょう。(3)

正月の初夢にちなんで夢の話を書いたのでありますが、その後さっぱり夢なんか見ないのであります。あるいは睡眠の途中で夢を見ているけれども、記憶に残らない夢だったのかもしれません。昼寝をしても、夜普通に寝ても、ふっと起きるのでありますが、念のためトイレに行ってみるとちゃんとおしっこが出まして、どうやら尿意を知らせるために脳みそが身体を起こすようであります。感知する経路がショートカットされて、身体がかってに起き出し、ちゃんと用を足すのであります。その起きる時には、別に夢など見ていないことが多く、考えて見ると膝とか肩とか、少し悪いところが痛むのでありますが、起き出すと別に痛くもなんともないという状況であります。脳みそが、起きろ起きろ、しょんべんをしろよ、というように統制しているのでありまして、感情を持ってあれこれ思う自分を完全に従えているようであります。

  本能と感情の関係はよくよく考えておいた方がいいかも。

地元の情報がメールで届くのでありますが、毎日一件、尋ね人の情報が入って来るのでありまして、だいたい70代80代の老人が行方不明になったというような連絡なのであります。身長と服装の特徴が明記されておりまして、カタカナで氏名が公表されるんですが、見つかったというような連絡までは入りません。家族が見つけたか、それとも本人の行き着いた先の商業施設が保護したか、それとも警察が確保するか、いろいろと決着はあることでしょう。ご本人は外出するんですから、少なくとも靴を履いて、今の季節ならジャケットやマフラーをして、ふらふらと徘徊するのだろうと分かります。その時の本人の気持ちと、本能の赴くままの行動の関係はどうなっているのでありましょう。

  もはや、適正な判断力は失われ、ロボットのように歩くのか。

最寄り駅の改札前で、ずいぶん前におばあさんに声をかけられまして、○○病院はどこでしょう? というような質問でありました。聞いたことのない病院の名前でありまして、不思議な感じがいたしました。質問の仕方は普通なのでありますが、通りがかりの人にいきなり自分の行きたい病院を訪ねているわけで、よくよく考えたら認知症の方だったはずであります。ただ、最寄り駅が開業して十年くらいでしたので、それを知らずにこのあたりだと降りたなら、迷うこともあるだろうとは思うのですが、それにしても迂闊なおばあさんには違いがないのであります。そのまま交番に連れて行けばよかったのでありますが、目の前のおばあさんは至って普通の服装、礼儀正しい物の言い方でありますから、認知症とは思いつかなかったのであります。

  知らない街に行ったら、まず駅前交番で道を訊くのが正解。

大昔のことでありますが、歴史の大家の家に師匠に連れられて出かけたことがありまして、住所は国立市でありました。国立駅を降りると師匠はさっさと駅前交番に入りまして、歴史の大家からもらった年賀はがきを差し出して、お巡りさんに、この住所への行き方を教えてくださいと言うのであります。すると、交番の中には机があるんですが、その机の上に近隣の地図が大きなパネルに掲示されていて、手際よくお巡りさんが、この道をまっすぐ行って、右折して左折して、ここですな、というような説明であります。師匠は親の代から東京の人でしたから、まあ何とも手際のよい洗練された質問ぶりでありまして、お巡りさんも立て板に水であります。

   人生はこうでなくちゃいけないというような話であります。

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