Happiness to cut off. 断捨離する幸せ。(7)

風薫る五月であります。四月が思ったより寒くて、もっと灯油を買っておいてストーブを焚くのだったと後悔していたのでありまして、習慣に従って掘りごたつをしまい込み、床のカーペットを仕舞ったことも、併せて悔んでいたのであります。たぶん、日本は春と秋をすでに失って10年になりまして、ひたすら寒い冬と、じりじりと日差しの照り付ける夏、この二つが入れ替わるだけなのであります。

  せっせと断捨離に励み、婿殿に少しは誉められました。

普段出している程度のゴミ出しは、そのまま継続しているのでありますけれども、それに加えて使わなくなった鍋や調理器具、布団やマットというようなものをせっせと捨てております。リサイクルの店に鍋を持ち込んだら、外函を見て汚いので断られました。どうやら、未使用の新品じゃなければ買い手が付かないのでありましょう。納得して捨てることにしまして、捨ててみたらすっきりして、どうしていままで残しておいたのか、不思議なくらいであります。布団も、相棒に打診したら、即座に許諾されまして、使っていないものは無くてもいいそうであります。居住地のゴミ捨ての規則を見たら、布団は一回に一枚だけという制限でありますが、はて、ゴミに名前を書くわけではないので、出ている布団が制限通りだとどうやって見抜くのでありましょう。五軒分のゴミ収集所なら、ふとんが五枚までは許容範囲ってことになるんでしょうか? そうは思いつつ、規則を守って、時々一枚ずつ捨てているのであります。押し入れが少し隙間ができたのが、ささいなことながらうれしい。

  自己承認欲求というものの問題点を少し考えてみたい。

たまたま、ここ数日で自己承認欲求の問題に触れるような話題を見聞きしたので、ちょっとだけ書き付けておきたいと思うのであります。ニュースのコメント欄にあれこれ書き込む人というのがいまして、これがまあしばしば見苦しい小競り合いを演じたりするのであります。同じことはYouTubeのコメント欄にもありまして、もつれると互いにののしり合いであります。Google地図を見ると、目的の施設なり商業施設にコメントができるのでありますけれども、中には辛辣な意見を書き込んだり、誹謗中傷を平気で記したりするのであります。Google地図の場合、コメントした人のコメント歴を見ることができるのでありますけれども、言っちゃなんだが、かなりの割合で危ない人だと分かるわけで、同じ場所を利用していても、まったく真逆な感想を抱く人がいると分かるのであります。YouTubeの場合も、「いいね」する人が圧倒的に多い場合でも、不思議なことに否定的な反応の人がいるわけで、これはどうしてだろうと常々思うのであります。ひとそれぞれ、感じ方が違うのはしょうがないのでありますが、ひょっとして妙な反応をしがちな人は自己承認欲求がこじれているのではないかと思うのであります。

  田舎暮らしに失敗した人の話が面白い。

田舎に家や土地を求めて引っ越して行く人というのは、結構あると思うのでありますが、その失敗談を最近も記事で読みました。面白いというのは、引っ越した後で近所の人が話しかけて来て、いろいろと身の上話を聞いて来たので喜んで話していたが、近所の人に同じことを聞いても答えてくれない、ごまかされているうちに、悪い噂が立って住み続けられなくなったというような話であります。脇が甘いというか、自分たちがよそ者であるということが分からないというか、計算違いがあるのであります。都会から来た人としてちやほやしてもらえると思った可能性は高いのでありましょう。これってこうして書いていると何でもないことでありますが、田舎暮らしを希望した都会人「あるある」なんじゃないかと思うのであります。どこでボタンを掛け違ってしまうのか、どう考えればいいのか、たぶん失敗した人は分からないのであります。子供のころに親の転勤で転校を繰り返した人は、なんとなく分かっていることでありましょうけれど、そういう体験がない人は、田舎暮らしにあこがれるのじゃないかと思ったりします。大変なんだよ。

  自己承認欲求を昔の言葉で言うと、自意識過剰かなと思う。

この場合、たとえばコメントを書き込める機能があるサイトを、移住先の田舎と考えると分かりやすくなるかもしれないのであります。つまり、インターネットで出て来るニュース欄や、Google地図や、YouTubeのコンテンツというのは、自分の知らない田舎なのであります。そう言うところに行って、思ったことを書いてしまう、すねた自分の気持ちを反映させて悪口を書くというのは、田舎に行って「コンビニが遠い」「牛舎がくさい」「近所が冷たい」というのと同じであります。おいおい、どんだけ自分中心なのかとおもうのであります。姿勢を低くして、ちょっとお邪魔をして、聞かれても名乗るほどの者ではございません、などとやり過ごすべきではないのか。

  こういうことが通じる人と通じない人がいるってことですな。



  

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