粗忽庵日記(高原のテラスで十二ヶ月)

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zoom RSS Better late than never. 亀の歩みでもかまわない。(2)

<<   作成日時 : 2018/01/01 17:31   >>

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年が明けまして、2018年となりましたが、平成も30年と言うことで、このあたりで打ち切りのようであります。近隣の甘ったれの国がグズグズになっておりまして、ようやく国際社会が制裁を加えるようであります。実は日本も甘ったれでありまして、国家もそうなら個人もそうで、己が身を振り返って見ると、甘ったれのまま老人になろうとしているのであります。子供のころにテレビという物が最新鋭のアイテムとして家庭に侵入しまして、その影響は計り知れないものでありました。ただ、そのテレビが無理やり拵えたいくつかの風物詩が、そのまま残存しまして、現代の社会をゆがめているかも画像しれません。お節料理を食わなければならないとか、神社に初詣をしなければならないとか、除夜の鐘を聞くというのもありましたが、本当に必須の事だったのか。テレビ番組を創成した人たちは苦笑しているかもしれません。

ドウダンツツジの現在。

つまり、紅白歌合戦を中継して、それが終了した後の年越し風景を映像で、音で感じさせようとしたら、それが除夜の鐘だったのでありましょう。最初は物珍しかったのに、やがて年越しには必須のものになり、ついには夜中に初詣に繰り出す人まで映したから、みんなそれが定番だと誤解したのでありましょう。正月にお雑煮を食うというのは普通でも、エビやカニを盛り付けたお重があったはずがないのであります。いえ、そりゃあお大尽や、お大尽の行く料亭には御馳走はあったはずですが、国民の9割くらいがお百姓さんや漁民だった時代に、そんな豪勢なことは許されなかったはずなのであります。NHKの「今日の料理」が洒落で放送したら反響があったということであります。本日、ネットの記事を見ていたら、初詣は鉄道会社の始めたものと言うものにぶつかりまして、なるほどすとんと胸に落ちました。古典を読んで、初詣だお節だなんて話はないのであります。あるかもしれないが、きっと稀なケースでありましょう。

   お屠蘇を飲んで、雑煮を食えば十分ではないか。

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