She becomes a friend of birds.尾長のともがら。(8)

どうやら、2013年もあと一か月を残すだけになったようであります。12か月のうちの11か月が終わりまして、91・666%が終了したということのようであります。12分の11を百分率で表現するとこんな中途半端な数字になるわけであります。残りは8・333%でありまして、91%が終わったというのはかなり断末魔と言う印象でありますが、まだ8画像%は残っているというと、結構残っているという印象でもあります。実は本日が2013年の334日目でありますから、本当は今日までが91・5%なのであります。残っているのは8・5%なんですが、分かったような分からない数字であります。百分率と言うのは、いかにももっともらしい複雑で半端な数字が出てきますけれども、実は分母が12だったりしまして、実数を聞いたらなあんだそんなことかと思ってしまいます。

色付く東京都国立市の街路樹。

今は東京の多摩地区が紅葉でありまして、府中市は甲州街道がイチョウの黄色に染まり、これにケヤキ並木が色を添えまして、なかなかのものであります。多摩霊園も紅葉しておりまして、日中の気温はあまり上昇しませんが、日差しがあってまあまあの冬の一日でありました。多摩霊園に接した浅間山は紅葉しておりまして、今が見ごろでありました。浅間山(せんげんやま)というのは、府中市にある小山でありまして、標高が80メートルくらいだそうですが、山頂が幾つかありまして、多摩霊園の南東部にも頂上があったりするのであります。びっくりしたのは、多摩霊園の園内を路線バスが通っているみたいだったのでありまして、調べてみると確かに霊園の真ん中を走るバスが存在するようであります。余計なうんちくをすると、京王線に「多磨霊園駅」がありますけれども、これはまったく多磨霊園に近くはないのでありまして、多磨霊園の正門に一番近いのは西武多摩川線の「多摩駅」のはずであります。西武多摩川線は、中央線の武蔵境駅から出ている路線でありますけれども、武蔵境駅を出て、新小金井駅、そして多摩駅でありまして、知らないともったいない知識でありましょうけれども、知っていてもあまり意味のない知識かもしれません。実は、新小金井駅は国際基督教大学の最寄り駅ですが、関係者もそのことには気が付いていないかもしれません。

   ○○○○といふおどろしき言葉もて人は智恵子をよばむとすなり(高村光太郎)

さて、角川文庫の『校本智恵子抄』(中村稔編)で『智恵子抄』を読み進めておりますが、詩が終わりまして、巻末の「うた六首」というものを見ております、それまでの詩のエッセンスのような和歌が六首掲載されておりまして、『智恵子抄』に短歌が載っているなどというのは、意外な感じがするのであります。いつだったか、小林一茶の『おらが春』を読んでいたら、ここぞというところでは俳句ではなくて和歌が出てきて何だか奇異な感じがしましたけれ画像ども、ここも同じでありまして、なるほど学校などで和歌だ短歌だ、俳諧だ俳句だ、近代小説だなどとジャンル分けされてお勉強しましたけれども、そういう境界が溶けていて実際はいろいろな形態を示すのだということが分かるのであります。何となくでありますが、高村光太郎さんの場合は、それまでの詩集部分が「長歌」の役割を果たしておりまして、六首の和歌が文字通り「短歌」のような雰囲気であります。

イチョウの黄色はまっきっきであります。

上にあげた短歌の最初の四文字は、実は何の問題もなく印刷されていて表記されているんでありますけれども、これをブログで書いていいのかどうか、書いていいんだろうと思うんですが、私の内なるタブー意識と言いますか、自己規制が働きまして、何とまあ伏字にしてしまったのであります。本当は書いたっていいじゃないのと思うのでありますが、書かなくたっていいじゃないかと言う気持ちも働きまして、はて自分はこのあたりに何の心得もないことに気が付くのであります。テレビ・ラジオ・新聞などのマスコミには放送禁止用語というものがあるらしく、歌謡曲でも放送禁止になっているものもあるそうですが、図書館でそのあたりを追及した本を見ましたら、放送禁止処置の主体なんかどこにもなくて、何となく雰囲気だけで処置が決まっているらしいと分かったという話が書いてありました。それが本当かどうかも分からないわけで、呆然とするばかりなのであります。

   いちめんに松の花粉は浜をとび智恵子尾長のともがらとなる(高村光太郎)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック