It's just about to bloom.今は春べと咲くや。(9)

  庭に水仙の七輪咲けるを見て詠める、  粗忽

武蔵野に 匂ふこの花 水仙花 春来ませりと 匂ふこの花

霜の庭に 春や来にけり 水仙の 凍れるつぼみ 今や融けなむ

ささがにの 糸垂れ絡む 春しもぞ 緩む水仙 つぼみ綻ぶ

世の中を 耐へて忍びて 春を待ち 今咲き誇れ 水仙の花

見下ろせば 低く地べたに 座り込み 水仙春の 証なりけり




いやはや、お粗末な短歌でありまして、元の歌などご存知の方がいたら、さぞや気を悪くするかもしれません。昨日の暖かさで朝から水仙が揃い踏みでありまして、賑やかに陽だまりの中に揺れておりました。この水仙は、庭の中で植え替えをしたものでありますけれども、植物を植えかえるなどということは、この年になるまでやったことがありませんでしたので、うまくできる自信はまったくなかったのであります。だいたい、水仙の球根と言うのが、どれくらいのところに埋まっているかも知らないのでありまして、適当にスコップを入れて、球根の埋まった土をそのまま移動させるというような荒療治を試みたわけで、よくまあ真っ二つにして駄目にしなかったものであります。それとともに、う画像っかりユリ根のようなつもりで茹でて食おうとしなかったのもよかったと思います。故郷の実家の庭にはユリが咲いておりまして、そのユリ根を食べさせられたことがありましたので、勘違いして食うことだって「あり」なのであります。ユリ根はでんぷん質が豊富でありまして、たしか蒸かしたユリ根は片栗粉で作ったとろみのような感じだったと覚えておりますが、子供にはうまいかどうか判断が付かなかったという記憶があります。

水仙の花びらにお客さんがいる様子。

中央の花筒の上、やや左に昆虫の脚が見えております。たぶん、ササグモと呼ばれる蜘蛛でありまして、昆虫を捕食して生きているクモ科の昆虫であります。ササグモ自身が花の蜜を吸うのかどうかは知りませんが、蜜を吸いに来る昆虫を狙っていることは間違いないでありましょう。ネットで調べてさっき知ったことを書いているのでありますが、まあ本当に底の浅い話で申し訳ないと思います。しかしながら、たぶん去年もおととしも水仙が咲くとどこからともなく小さな蜘蛛がやってきまして、うろちょろしていたような記憶がありまして、きっと相性の良い昆虫と植物なんでありましょう。一言申し添えるなら、ササグモの仲間は数が多いので、その中のどういう種類なのかは私などに分かるはずもなく、またほんとうにササグモなのかどうか、この写真で分かるわけもないのでありますけれども、当てずっぽうもしばしば思いがけない新しい知識を得るきかいになったりしますので、間違えることを恐れずに指摘して見たのであります。たとえば、庭に生えているハーブを、最初は「ニガヨモギ」かと思ったんですが、しばらくして「ヘンルーダ」であると気が付いたりしましたけれども、誤ってでもいいから特定して見たことで、次なる知識が入ってきたりするものであります。我々の知識なんてものに無謬を求めること自体が過ちでありまして、間違いながらよりましな知識を身に付けるしかないのでありましょう。無謬というのは、たぶん「むびゅう」と読むはずであります。

  「骨」という字の誤植によって、あれこれ知識が深まったなんてことがありました。

  

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