Spare the rod and spoil the child.子には鞭。(2)

家具屋さんの内紛劇を見て、「かわいい子には旅をさせよ」という諺を思い出したんですが、どうやらもう死語のような感じがいたします。「旅」がつらいものという時代は終わっておりまして、好きなところに好きなだけ出かける時代でありましょう。私の場合は末っ子だったものだから、親の方も上の子供で懲りてもう何も言わない、元気でいたらそれでいいというような放任ぶりでありまして、甘やかすだけ甘やかしましたので、何とも自己本位な能天気ないい加減な人間になったような気がします。すべてが親のせいなのかと言うと、そんなことはないのでありまして、15歳16歳を過ぎたら誰もが自分で自分に鞭を当てることもあるはずであります。親の甘やかしに従っているように見えても、内心ではそれを否定したり、自立の機会を狙ったりするものでありまして、高校生くらいからはやらされても気に入らないことはしないの画像ではないかと思うんでありますが、いかがなものでしょう。17歳の夏休みに、岩手の伯父の所に行ってみようと思いまして、自分でためたお金を握って、電車に乗りましたが、よく考えたらその時まで長距離切符を買ったことがなく、知らない駅名は読み間違えて駅員に直されたり、乗るべき列車を間違えて、降りる駅を通過したり、旅は結構厳しいものだったのであります。

鈴蘭水仙の花の接写が出来ました。

その時、目的地から横に逸れまして、女川へ行ってみたんですが、列車が終点で折り返しまして、停車時間が短いので、女川駅で改札を出てすぐに改札に入ったなってことがありました。時刻表の見方が分かっていたとは思われません。小牛田に戻って乗った列車が急行でありまして、目的地の岩泉を通過して一関まで運ばれまして、その一ノ関駅で降りてタクシーに乗りましたが、焦っていて並んでいた人の列に気が付かないで、目の前に停車したタクシーに順番を無視して横から乗ってしまったような気がいたします。伯父の家では珍しい甥っ子の訪問を喜んでくれまして、大歓迎してくれたように覚えております。伯父には私以外に甥や姪が総勢50人くらいいたんでありますが、たぶん訪問したのは私が最初で最後だったかもしれないのであります。翌日、伯父は私が頼りないのでほってけないと思ったようであります。仕事を休み、遠野経由で釜石に連れて行ってくれまして、三陸海岸をドライブしてくれたんでありますが、さてその時のお礼をちゃんとしたのかどうか、記憶が定かではないのであります。三日ぶりに家に帰ると、近所に住んでいる親戚のおばさんと母が居間で話し込んでおりましたけれども、どうも不安なことがあるとあのおばさんを呼んでいることが多くて、末っ子の冒険が心配でどうしようもなかったのかもしれません。

  かわいい子は旅をして、甘やかす親をはらはらさせよ。新しい諺です。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック