The corn is not soft,but indurated.魚の目は硬い(6)

いやはや、寒いこと寒いこと。本日の最高気温は、このままだと午前2時と3時に記録した7・1度でありまして、最低気温は午前10時の0・8度だったのであります。午後9時を回ってようやく3度まで上昇したような有様でありまして、真冬並みの寒さとニュースは言いますが、そうではなくて真冬でもなかなか味わえない低温の一日だったと言うべきでありましょう。雪の予報も特になく、気温のコメントもピンボケしておりまして、関係者が鈍くなっていることがよく分かります。雪は降りましたが積もるほどではなく、明け方は土砂降りだったのが、そのまま霙(みぞれ)となりまして、聞画像くところでは銚子に於いてはもっとも降雪の遅い記録になったそうであります。残り少ない灯油をどう使いまわそうかと悩みまして、ストーブのタンクからタンクに移し替えて見たりしておりますが、ストーブなしでは耐えられないくらいの寒さなのであります。

5年前の4月17日の降雪の写真。

4月の雪は5年ぶりということでありまして、関東地方南部としては珍しい雪の降った日になったわけでありますが、事故などのニュースが少ないのが幸いでありました。この冬の初めには思いがけない降雪が四国でありまして、命を落とした方がいたのが残念だったのであります。それからは、大雪になる大雪になるとオオカミ少年は言い続けましたが、しかし昨日の予報では別に雪の予報は出ていなかったように思うのであります。なかなか当たらないというのは、しかたないのでありますけれども、それくらい天候気象の推測は難しいのかもしれません。本日は所用があって出かけましたが、セーターを着込んでゆけばよかったと思うくらい寒かったのであります。行った先は適切画像に暖房が効いていたのでよかったんですが、そうじゃなかったら体調を崩してもおかしくない寒さでありました。帰宅してから風呂を沸かしまして、窓の外が明るい時間に入浴すると、何となく温泉気分でありまして、こういう時には、「草津良いとこ一度はおいで♪」とか、「いい湯だな、ははん♪」などとうなるわけでありまして、随分古い歌であります。

芭蕉自筆本「行春や鳥啼魚の目は泪」

送り仮名を送るというのは、近ごろの学校教育では普通でありますけれども、筆で書かれた昔の物を見ると、必ずしも送り仮名を送らなかったり、今と相当違っているところがあったりしまして、面食らうことがしばしばあります。いきなり筆で書かれたものを持ってこられて、それが知らない内容だったらほぼお手上げ、慣れた人の見解を聞かないと怖くて読み進められないところがあるわけです。だから、漢字ばかりで書かれた『万葉集』というのは、とてもじゃないが読めないわけでありまして、『奥の細道』だって、たかだか300年前の物ですが、手ごわいのであります。「行く春や鳥鳴き魚の目は涙」と送り仮名を振ったり、漢字をよくある文字に置き換えないと大変であります。面白いと思うのは、「鳥啼」を「鶏鳴」とするとよくある熟語になりまして、夜明けを告げるニワトリの鳴き声なのであります。ところが「鳥」と「魚」を対句にすると、「鳥」はニワトリだけを指すような気がしないのでありますけれども、この辺りも注釈書はぬるいのではないかと思うのであります。俳句俳諧というのは、言葉の重層性を利用するものでありますけれども、注釈者は前後の文の旅立ちの悲壮感という文脈だけで読み解いておりまして、何と言うか「森を見て木を見ていない」というような有様であります。

  「魚の目」を見落とすんですから、「鶏鳴」だって見落として当然。

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