A fool may give a wise man counsel.負うた子に教えられ。(6)

草むしりを始めましたら、面白くなって止められなくなってしましました。昨日、玄関先の人目に付くところを、草をむしり、竹箒を使い、小一時間できる限りのことをやってみましたら、朝になって見てみると、見違えるような雰囲気なのであります。何かこう、すがすがしいものが満ち溢れまして、お茶やお花の師匠の家の玄関先のようになりまして、住んでいる人の人格が二段も三段もアップしたような気分がしたのであります。そう言えば随分昔のことですが、子どもの一人がお茶を習いたいと言い出しまして、私は子供の戯言だと思ったんですが、相方がそれを真に受けまして、まあ我が家にもついにセレブな気分の持ち主が出てきたのね、というような甚だしい勘違いでありまして、それでもいそい画像そと最小限の道具を買いそろえて、週に一度のお茶のお稽古に連れて行ったのであります。あの時垣間見た、お茶の師匠の家みたいだなあと思ったわけであります。そこで図に乗りまして、さらに玄関先を掃き清め、キンキャラを剪定し、塀際の木の葉なども取り除けましたら、なるほどこりゃあ世間の拝観料を取る神社仏閣がどれくらい手入れをしているか分かった次第であります。

剪定を間近で眺めていたカナヘビさん。

そこで止めておけばよかったんですが、玄関を挟んで反対側のガクアジサイが目につきまして、もうすでに花の季節は終わっておりますが、茎が伸び放題で、ツツジに絡んでおりますのが非常に雑然としているように見えたのが運の尽き。これを、大きな剪定ばさみを出しまして、バッサリ、バサバサ、切ってみたのであります。こうなるともう止まりませんので、今年は雑草を放置しようと考えていた庭なんでありますけれども、そちらにも少し手を入れてみようという邪心を起こしまして、とりあえず、自分の寝室の前くらいはきれいにしてみようと思ってしまったのであります。錆びた鎌を出しまして、実り始めたエノコログサを左手で掻き寄せ、右手に持った鎌でザクリと刈りますと、これがなかなかの手応え、後は一気呵成に刈り込みまして、後に露出したドクダミを軍手をはめた手でむしりとりまして、さてその頃には汗だくだく、下たる汗はとどまるところを知らないのでありまして、手ぬぐいで汗を拭き拭き、ついに一坪くらいの場所を成敗仕ったという次第なのであります。よくまあ、熱中症にならなかったものであります。全身汗みずく、着ていたものはぐっしょりと汗を吸いまして、サウナに行くよりも汗が出たかもしれないのであります。

  こういう時も蚊取り線香は必須でありまして、おかげで刺されませんでした。

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