Born On the Fourth of July.独立記念日生まれ。(8)

貧乏が怖いということで、まあみんな働くわけでありますが、みんなで働くと仕事を社会全体でシェアするために、単価が下がり、期待したほど収入が得られないのであります。男女平等社会というのを目指しまして、その志はもちろん尊いのでありますが、そうなると限られた仕事の奪い合いでありまして、近ごろは人間の仕事をコンピューターやらロボットが代替するそうで、そうなるとプログラムを作った人は儲かりますが、あぶれた人間は干上がるのであります。そういう中で、どうやって豊かさを実現するのかということが問題であります。一か月くらい前、例のNHKのクローズアップ現代でありますが、そこでは一日6時間労働で行こうという話が有りまして、その労働時間で充分な収入を与えるという試みが紹介されていました。さらに、びっくりするのは、働かなくても豊かな収入を最初から国家が与えてしまうという戦略でありまして、これが支持を集めるかどうかという点だけが懸念の材料なんだそうです。しかし、補助金を出し、生活保護を出し、医療保険があるなら、同じことであります。お札を刷って配っているんですから、最初画像から生活費を潤沢に与えて、そこから税金や食費を回収し、人によっては趣味に使い、あるいは貯蓄するわけで、ひょっとすると将来の決め手であります。

夏の庭。

しかし、現実の社会はそうは甘くないのでありましょう。誰もが自分の収入を適正に管理できるわけではないので、管理できない人が豊かであっても、それを持て余したり、詐欺に引っかかったり、あるいは浪費したりするわけで、いろいろ問題が生じるはずなのであります。過剰に貧乏を怖がる人というのは、どこかで貧乏によって困難だった人でありまして、その切羽詰まり方は傍目には分からないのであります。金は天下の回り物でありまして、経済方面ではキャッシュフローと言うはずでありますが、うまく回転すれば別にお財布にお札をぎっしり入れていなくてもいいのであります。それにしても、普通に暮らしていても入って来るお金と出てゆくお金が膨大でありまして、日本がお金持ちになったために金額の桁が違っているのには驚くのであります。たぶん、1970年くらいの時には、大の大人の一日の最低賃金が500円くらいでありまして、高卒の初任給が1万円を切っていたはずなのであります。今は短時間のアルバイトで一日5000円くらいでありまして、バイトの収入が10万円を超えますから、本当は豊かなんであります。おそらく、1970年くらいの普通の人の食生活を実践したら、収入は3万円くらいでもやって行けるんですが、その世界には電話はなく、パソコンもなく、うっかりするとラジオがあるくらい。部屋は3畳一間で共同トイレの世界でございましょう。耐えられないかも。

   スナック菓子なんかもほとんど売っていない世界なのであります。

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